近年、高齢者は健康な状態から要介護状態になるまでに、「フレイル(虚弱状態)」という中間的な段階を経ていると考えられるようになりました。加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり、家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。
1〜2項目当てはまる方はプレフレイル(前段階)、3項目以上は身体的にフレイルと評価されます。
高齢者の日常生活全般の健康度を測るチェックリストのうち、口腔機能に関する項目に「固いものが食べにくくなる。」「お茶や汁物でむせることがある。」「口の渇きが気になる。」の3つが挙げられており、2項目以上該当するとフレイルの可能性があるとされています。
要介護状態になる前段階のフレイルを予防するには、口腔機能の維持が重要であると言われており、歯科において口腔機能低下症の評価、管理が健康保険に導入されております。
上記症状が当てはまりフレイルが疑われる方、状況を把握して未然に予防したい方は是非ご相談ください。
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