周術期等口腔機能管理とは、がんの手術や化学療法、放射線治療、心臓手術、挿管患者、人工関節置換術など整形外科手術、臓器移植手術、造血幹細胞移植、脳卒中の手術、骨吸収抑制薬投与患者、緩和医療など、医科の疾患治療時の合併症を予防、軽減し治療を助けること、患者様の生活の質を維持・向上させることを目的として歯科が適切な口腔管理を行うことを言います。
抗がん剤治療では高い頻度で様々な口腔合併症が発症すること、頭頸部がんや食道がん、肺がんのような侵襲の大きい手術では局所合併症や肺炎が高い頻度で起こることなど様々なことがわかっており、歯科が介入することでトラブルが軽減できることがわかっています。また全身麻酔での手術では気管挿管が行なわれますが、不衛生な口腔状態、不適合な修復物や動いている歯などがあると肺炎を引き起こしたり飲み込んでしまうトラブルが起こる可能性があります。術前に問題がないかどうかチェックし、口腔衛生状態の改善、問題がある歯の固定や抜歯などの処置を適切に行っておくことが大切です。
当院は北海道がん診療連携協議会および北海道歯科医師会による「がん患者の口腔管理に関する医科歯科連携事業」におけるがん診療医科歯科連携登録歯科医療機関に指定されております。医科での手術をされる方、された方は是非ご相談ください。
月~金は、午前9:00-13:00・午後14:30-18:30
土曜日は、午前9:00-12:30・午後13:30-17:30
休診日:日曜・祝日
■赤は休診日、■水色は午前休診、■黄色は午後休診です。